


四代・中野陶痴の青唐津茶碗を各方向から写しています。上の写真が背面で、二枚目が正面向かって左側面、三枚目が右側面です。とは言え、そもそも正面をテキトーに決めているので、各方向からの写真も根拠があってその向きになっているという訳ではありません。
まあ、どの方向から見ても正面と同じような見た目です。恐らく灰混じりの釉薬による緑がかった独特の色合い、砂粒混じりの荒い表面に、乱れた轆轤目と、文字にすると正面と全く同じ表現になります。全体にややくすんでいて、今はちょっと見窄らしい外観ですが、使い込んで行く内に表面が磨かれて艶が出ると、もっと味が出てくるのではないかと期待しています。ただ、現状では年に1回か2回しか使わないので、私が生きて使っている間にそこまで行くのかどうか疑問です。(笑)
つづく
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