
塚本治彦の黄瀬戸茶碗の見込みです。写真では、茶碗正面を下にしています。
上から見た形は、乱れのある真円です。口縁は不規則な造形になっており、厚みはそれ程分厚くはありません。この不規則な造形になっている口縁で、飲み口として一番快適だと感じたのは、4時位置辺りでしょうか。
見込みの底には自然釉らしきものが溜っています。底は不規則に湾曲しており、茶溜りを意図的に造形しているのかどうかは不明確です。こういった無意識・非意図的で不規則な景色は、この茶碗全体でも見られる美しさの一つです。
つづく
ご飯茶碗じゃなく抹茶茶碗です。茶道はしません。茶碗を愛でて、抹茶を頂くだけです。
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